短期入所生活介護とは?
最近、ちょっとしたことでイライラするようになって、今朝も夫と小競り合いをしてしまいました…。自分なりにパートや買い物の自分時間で気分転換していたつもりでしたが、もしかしてこれが介護疲れってものなのかもしれない…どこかモヤモヤした気持ちも続いていて、何か良い方法はないかと考えています。
そんな中で知ったのがこのサービスです。
今回は、「短期入所療養介護」についてまとめていきたいと思います。
短期入所療養介護とは
要介護の人が短期的に施設へ入所して介護や支援を受けられるサービスで、ショートステイとも呼ばれます。
例えば、出張や冠婚葬祭で数日間家を空けなくてはならないときや介護する家族の体調がすぐれないときなど、一時的に在宅介護が難しくなるケースで利用できるサービスで、家族の介護疲れやレスパイト(休息・息抜き)も対象となります。
ショートステイを利用できるのは、最短1日から最長30日まで。
受けられるのは介護認定期間の半数までと定められており、介護保険適用施設の場合は65歳以上の高齢者で、かつ要介護1~5、もしくは要支援1、2と認定された人のみが対象です。
通所介護(デイサービス)とのちがい
ショートステイもデイサービスも、食事や入浴、レクリエーションなど、支援を受けられるサービスは同じで、その違いは日数のみです。
デイサービスは基本的に日帰りで自宅へ戻りますが、ショートステイになると1日~30日間施設に宿泊することになります。
ショートステイは積極的に活用しよう
ショートステイが利用できる状況であれば、定期的に活用することで介護する家族の負担軽減につながります。
適切な介護では介護者である家族の健康も大切なので、休むことに罪悪感を持つことなく、積極的に活用すると良いでしょう。
ショートステイは「次に入る施設がまだ決まらない」「特別養護老人ホームの入居待ちをしている」といったケースでも活用できます。
ショートステイの専門施設がある地域もあり、体調が比較的安定していれば受け入れてくれるので、利用したい方は担当のケアマネージャーさんに相談してみると良いでしょう。
ただし、すべての有料老人ホームでショートステイが利用できるわけではありません。ショートステイができるかどうか、施設ごとに事前の問い合わせが必要です。
ちょっと介護から離れてリフレッシュしたいな、という理由や次の入所が決まるまで…と気軽に利用できるとはおどろきでした。
知らないうちに疲れが溜まって体調不良を起こさないためにも、上手に活用してみたいと思います。